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鐙坂(あぶみざか) 金田一先生も歩いた道 [文京区]

パリの街並みを連想させた昨日の播磨坂とはうってかわって、今日は純日本的な雰囲気の坂です。

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●坂下に向けて道幅が広がっているせいか、遠近感が強調され、実際以上に奥行きのある坂に見えます。坂道の曲がり具合も絶妙で趣深いものがあります。

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●坂名の由来にはふたつの説があり、ひとつは「鐙の製作者の子孫が住んでいたから」というもので、もうひとつは「坂の形が鐙に似ているから」というものです。

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●両側の視界が遮られているせいで、自然と坂の上の青空に視線が行きます。

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●坂上にあるレトロな雰囲気の日本家屋の向こうに見えるのは、銭湯の煙突。夕暮れどきなどは、さらに昭和の雰囲気が強まるのでは。

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●なんともいい雰囲気だなと思っていたら、言語学者の金田一京助氏と、そのご長男で国語学者の春彦氏の旧居跡とのこと。この坂を上り下りしながら、日本の言語について思索を巡らせていたのでしょうか。



鐙坂(あぶみざか)




<おまけ>
レトロ感を強調してみました。

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