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丹後坂(たんござか) すみません押して上りました [港区]

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●赤坂の裏にある素敵な階段坂。真ん中の植樹が粋でドラマチックな雰囲気です。別れた恋人が、お互いに気づかないままこの坂ですれ違う、なんてシーンを撮れそうじゃありませんか。


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●端がスロープになっているのですが、さすがにペダルをこいで上りませんでした・・・。解剖坂の実績があるので、いけなくもなさそうなのですが、ここは手すりがないからバランスを崩して階段のほうによろめくと、「蒲田行進曲の銀ちゃん」状態になりそうなので・・・。


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●武蔵金沢藩主・米倉丹後守の屋敷があったことに由来します。坂が開かれたのは元禄初年(1688年)と推定されているそうで、それが事実なら300年以上の歴史がある坂です。いったいどれほどの人がこの坂を行き来したのでしょう。ちなみに、坂碑の背後に写っている自転車は自分のではありません、たまたま置いてあった自転車です。






安鎮坂(あんちんざか) 別名:権田原坂(ごんだわらざか) [港区]

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●四ツ谷と神宮外苑を結ぶ道は、ツイスティでアップダウンのある坂道です。都心なのに空が広い理由は・・・


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●坂の左側が赤坂御所で、右側は明治記念館だからです。


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●坂碑によると「付近に安鎮(珍)大権現の小社があったので坂の名になった。武士の名からできた付近の地名によって権田原坂ともいう。」とのことです。





九郎九坂(くろぐざか) 下から読んでも・・・同じじゃないね [港区]

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●九郎九を「くろぐ」とはなかなか読めません。坂碑によると、「江戸時代の一ツ木町名主・秋元八郎左衛門の先祖・九郎九が住んでいて坂名になった」とのことです。いつごろのことなのでしょうか・・・、港区の坂碑は情報量が少なめです。


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●坂上からの眺めです。左側に提灯がずらりとならんでいるのは・・・


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●豊川稲荷 東京別院です。

余談ですが、先日から新しいカメラ(SONY Cyber-Shot DSC-HX5V)で撮影しているのですが、レンズの広角側は歪みが目立ちます。この写真だと右下の坂碑の歪みが気になります。35mmフィルム換算で25mm相当の広角だからしかたないのでしょうか・・・。カメラに詳しい人に訊いたら、「25mmで撮影して歪まなかったら、そのほうが変だよ」と言われました。

ちょっとだけ望遠側にズームすればいいらしいのですが、ズームレバーの反応が敏感すぎて、ちょっとだけ操作をしたつもりなのに望遠側に行き過ぎてしまうことが多々あります。ズームレバーはHX5Vのようにシャッターボタンのまわりについているリング状のタイプよりも、T-9のようなシーソー式のほうが使いやすい気がします。いずれにしても、電源を入れたときに必ず25mmになっているから、ちょっとだけ望遠にズームする必要が生じるわけで、電源を入れたときに自動的に35mmあたりになるように設定できれば便利なのですが・・・

あと、電源を切った後、レンズが格納されるまでにタイムラグがあるため、撮影後すぐに自転車で走り出せず、ちょっともどかしいです。以前使っていたT-9はスライドカバー式なので、格納待ちなんてなかったのですが。

ただ、T-9とGPSロガー・GPS-CS1Kの組み合わせよりも、HX5VほのうがGPSの位置情報の精度が高いです。あとで撮影地情報を修正しなくて済むのでとても楽です。

それと、日陰と日向が入り混じる明暗差の激しい場所でも、両方がよく見えるように写ります。今日の写真でいうと1枚目と2枚目がそれにあたります。2枚目はさすがに右上が白くとび気味ですが、アスファルトの黒さと壁面の白とのコントラスト比を考えれば、よくうつっているほうではないでしょうか。T-9だったら、日陰が暗く写るか、もしくは日向がもっと白っぽく写ってしまったはずですから。

3枚目は枝のあたりがモワァっとしていますが、ちょど門の裏に太陽がある完全な逆光状態だったので、まぁこんなものかなと。

もう少し使い慣れれば、素直にHX5Vのほうがよいと思えるようになるのかもしれません。





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