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切通坂(きりどおしざか) 石川啄木も忙しかった [文京区]

2週間程ブログの更新をサボってしまいました。
「もしかして三年坂の呪いで・・・」と思い始めていた人がいるかもしれませんが、仕事が忙しかっただけです。


DSC02804_sannen.jpg
●ここで転ぶと三年以内に死ぬと言われていた三年坂。


でも、「仕事が忙しい」なんて言い訳、あまりしたくないものです。
誰だって仕事は忙しいですから。

たとえば、石川啄木もこんな歌を残しています。

二晩おきに
夜の一時頃に切通の坂を上りしも――
勤めなればかな。

石川啄木はちょうど今から百年前、
当時の東京朝日新聞社の校正係として働いていたそうです。
夜型社会や深夜勤務とかは今に始まったことじゃないんですね。

啄木が夜勤帰りに上り、歌に詠んだ坂は湯島にあるこの切通坂です。


DSC00387_kiridoshi.jpg
●湯島の台地を削って作ったから切通坂と呼ばれるようになったのですが、現在の坂道はビルの谷間にあるせいで切通のように見えますね。

DSC00386_kiridoshi.jpg
●もとはかなり急な坂道だったそうですが、明治37年(1904年)の路面電車の開通にあわせて緩やかにされたそうです。右手は湯島天神です。




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